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九代目高垣任世杜氏2期目の酒造り


九代目高垣任世杜氏2期目の酒造り

昨々年、八代目杜氏あった故高垣淳一さんが亡くなられて、急遽、杜氏としてやらざる負えない状況の中で、とりあえず250キロの小仕込みに挑戦されました。そのお酒は“里の花純米吟醸”として試験販売されました。

確かに龍神丸・喜楽里とはいかない中にも、その酒質には“絶望”という言葉は当てはまらない高垣酒造らしさが垣間見え“夢”を描いてもいいんだ!と思えるものでした。
モロミを見ている高垣任世杜氏からうかがえるこのまなざしは、ベットで寝ている乳飲み子の赤ちゃんを見ているようでした。

それから少しでも時間をつくり“造り”に対してのスキルを高めるために多方面にわたり努力されています。いよいよ、2期目の造りがはじまりました。今年の造りは、山田錦・精米50%・和歌山酵母・サーマルタンク仕込み・500キロ×2本となります。

純米吟醸系はもとより新たなラインナップとしてこれまでになかった“吟醸系”も加わる予定です。“期待をして下さい”とはいい難いかもしれませんが“温かい目で見守って応援して頂ければと思います。”

また県内、近隣にある数蔵の若手杜氏仲間の間では
“日本酒に結びつかない和歌山から日本酒という花を咲かせよう!”“和歌山の日本酒文化を全国に・・・”ということで、蔵という壁を乗り越え高垣酒造へのバックアップも高まりつつあります。

ある時はライバルであり、ある時は同志としての連携が高まりつつもあり、まわりの下支えによって九代目杜氏高垣任世さんのスキルは、今後、飛躍的な躍進が期待できる環境へと移行してきています。

≪余談≫
いつの間にか蔵には、故高垣淳一さんが愛用していた遺品や造りに関する部屋ができていました。
七代目杜氏が造られたそうです。




石川雅之さん直筆の額縁でしょうね。もやしもんグッズもたくさん飾られていました。たくさんの醸造に関する書物もずらり。