 | ≪一献盃 ストレート型≫ 口径が小さいので、細長く直線的にお酒が口の中に入ってきます。そして背が高いので顔を上に向けないといけません。こうすることでお酒がスーッと口の奥に届き、すばやく喉の奥に去ってゆきます。お酒のなめらかな舌触り、爽やかな喉越しが感じられます。 この形で生きるお酒は味が軽い、香りが控えめタイプのお酒です。
55Φ×98? 120ml(満水) |
 | ≪一献盃 ラッパ型≫ 口径が開いているので、口元に盃を持ってくる時点で、香りを感じだします。盃を口につけると、わりと口中手前に、横長にお酒が入ってきます。お酒が喉に至るまでの間に、口中左右一杯にお酒が広がり口腔から鼻に抜ける香りを十分に感じることが出来ます。この形で生きるお酒は味が軽い、香りが高いタイプのお酒です。
80Φ×68? 120ml(満水) |
 | ≪一献盃 ワングリ型≫ ある程度の口径があり、腰が張ったこの盃では、お酒はたっぷりと丸い形で、舌のド真ん中にドカッと入ってきます。 口の中央でお酒の旨み、甘み、味わいをしっかり長時間、感じることか出来ます。 この形で生きるお酒は味が濃い、香り控えめタイプのお酒です。
70Φ×66? 120ml(満水) |
 | ≪一献盃 ツボミ型≫ 口径が小さく、くくっているので、盃が鼻にあたり、傾けにくくなっています。したがってチビチビとしか、お酒が口の中に入ってきません。香りはくくりの中に閉じ込められ、鼻でフタをしているような状態です。つまり、香りに鼻を突っ込みながら、舌先で舐めているような味わい方です。この形で生きるお酒は味が濃い、香りも強いタイプのお酒です。
55Φ×83? 120ml(満水) |