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飛騨・下呂地方で鶏のことを『けいちゃん』と呼ぶ。
地元では『ケイチャン焼』のことを『ケイチャン』とか『けいちゃん』という風に呼ばれ味噌味があったり醤油味があったりする。
元々、『ケイチャン』とは方言でにわとりのことをさす方言。
岐阜には奥美濃古地鶏という我国においての鶏の原種に近いといわれている鶏があり、もともと鶏肉を古来より常用している地域でもあります。
また、岐阜は味噌文化も古くからあり、今では有名になった朴葉焼などが代表的な味噌料理です。
そんな環境の中、岐阜でも特に寒い地域においては、冬の間の保存食として鶏肉を味噌に漬け込んで置き、冬でも手に入る家庭にある野菜などと
一緒に炒めて食べていたものが、いつしか四季を問わず食べられるようになったという。
また、違った話だと岐阜は元々、炭鉱の盛んな県で第一次大戦後、石炭を掘り出すために多くの強制労働者の人々が朝鮮半島から連れられて来らる
ということがあり、その強制労働者の人々が身近にあった味噌と鶏肉と野菜を使って、和風ダッカルビーとして食べられていたということも言われています。
『ケイチャン焼』は、飛騨地方で古くから伝わる超庶民料理で大切なお客様をおもてなしする料理ではなく日常茶飯事食べている料理です。
お肉屋さんで売ってたりスーパーでレトルトや冷凍食品としても売られていたりもする。地元の生活自身に溶け込んでしまっている料理です。
単なるキャベツと鶏肉というシンプルで『ごちそう』というにはふさわしくない料理かも知れません。
けれど、気のあう仲間とケイチャン焼を囲んで楽しく食べてひとときを過ごす料理として、また、飽きのこないヘルシーで体にもやさしい素朴な料理です。
見た目は単なるキャベツと鶏肉というシンプルすぎる料理だったので、『これで、美味しいの?』と疑いも持ちました。
けれど、食べてみると『何と美味しいじゃないですか・・』それはあまりにもカルチャーな感動的な『ケイチャン焼』との出会いでした。
それ以来、『ケイチャン焼』にはまり、ついには関西圏で初めての『ケイチャン焼』専門店までも作ってしまいました。
屋号も『ケイチャン焼』の店らしく『鶏ちゃん家』(けいちゃんち)とお店です。
『ケイチャン焼』開発に当たって一番苦労したのは、何と言ってもタレでした。キャベツと鶏肉というシンプルのなかでどうやって行けば『美味しい』と
いって頂けるのかでした。
飛騨へ通うこと1年間。月に2、3度は足を運び色々なお店を廻り食べ比べをして、『これだ!』という味に出会い、そして、『ケイチャン焼』の真髄から勉強しました。
飛騨へ通うこと1年間の試用錯誤の中で、ようやくこぎつけたのが今の味であり、今のスタイルなのです。
お店では、大評判となっている当店のケイチャン焼を是非、一度ご賞味下さい。
当店のケイチャン焼セットには、鉄製ジンギスカン鍋(26cm)や当店オリジナルの【しめのうどんセット】まで付いてて、とってもお買い得となっています。
【詳しいケイチャン焼のことは】・・・・こちらから
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