甘口(－15)旨口(アミノ酸4%) の特別純米酒で熟成酒。と銘打たれたお酒。
日本酒の消費量はここ数年急激に落ち込み製造量および酒米販売量もそれに連動して減少しており対策が求められている。
そのため、清酒の消費拡大と酒米の生産振興を図るための新たな取り組みが必要となっている今日、三重・伊賀上野(忍者の里で有名)の蔵元が新しい味覚の日本酒として製造されたお酒です。
日本酒度-１５のフルーツのような甘味と旨み。香りは熟した梨や瓜、枇杷や杏みたいな熟成香(老香)があり、フルーツのような甘さを感じる割には、切れも良く、くどさを全く感じさせません。これも酸の高さがあるおかげです。
膨らむ旨みがあり、酸度も高く、熟成という時を重ねたお酒は、やはり温めて飲んでみたくなる。
さてーと・・・・
ぬる燗で・・・・やはり思った通りのお酒です。
甘みと旨みは、冷では感じられなかった立体感を生み出し、酸はよりフルティーに感じられ、熟成らしい香り(老香)はなくなり、旨みと甘みと酸がバランスよく感じられました。
冷して飲まれるもよし、少し温めるもよし、どちらにせよ。何か、やや濃いめの料理と一緒にお飲み頂くとこのお酒の良さが実感できるはずです。
ひとつの新しい日本酒の味覚として、是非、お試しください。
日本酒度 -15 酸度 2 アミノ酸度 4%
■日本酒自身に抵抗感のある方に、熟成酒入門酒として、燗酒入門酒として、
