全国の地酒

酒屋のオヤジになりませんか?


The Challenge&Outlook on life will change

あなたも地酒屋のオヤジになりませんか!


始めまして、世界遺産の地・和歌山新宮市という田舎街でひっそりと地酒屋を営んでいる地酒みゆきやの店長的場といいます。

よくお客様から「変わった酒屋」と言われたり「ピン芸人」ならぬ「ピン酒屋」などと良い意味、悪い意味含めて冷やかされています。


このページをお読み頂いているお客様は、きっと日本酒に大変興味を持っておられる日本酒大好き人間ではないかと思います。

そして日本酒が誤解されている言葉を聞いてしまうと口を挟みたくなるようなあなたと共に国酒である日本酒の美味しさ、楽しさから始まり、もっと奥深いものまでを正しく伝えていきませんか!というお誘いです。

ここでは起業・経営プランの詳細までは書き記すことは出来ませんが、地酒屋のオヤジになっていただく為に理解しておいていただきたい業界の現状や難しさ、その中で何をやりがいとして頑張っていって頂きたいかなどを主に書いています。

是非、最後までゆっくりと読んで頂き、その上で「地酒屋のオヤジになる!」「どんなことなのか、まず知ってみたい」ということであれば、遠慮なくみゆきや店長的場までご連絡下さい。

                【地酒屋のオヤジになりませんか!】

≪このお話をする経緯≫
我が人生も50をとうに過ぎ16歳(高校アルバイト)から始まったこの業界とのご縁。20歳の時に本屋で立ち読みで出会った「夏子の酒」という一冊のコミック誌。そこから始まった地酒への想い。

そして「いつしか地酒屋をやりたい」という想いが生まれ、そして今、なんとかかんとか地酒屋のオヤジをやっています。あこがれから生まれた地酒屋のオヤジの夢はいつしか目標となり現実化できました。

たった3坪のお店から始まったみゆきや。間もなくお酒と関って40年を迎えます。アルコール・・・、特に日本酒に関しては様々な知識を各方面の方、ご縁のある方から教えて頂き学んでまいりました。

いよいよ人生も後半に突入し現役も残り20年と思っています。
これまで培ってきたノウハウをこのまま自分の手元にとどめておいても進化しないだろうし、残りの人生を費やしても自分の描く頂上には行き着くことはないかもしれない、腐ってしまうことだってあるだろうと考えた時、それだったら今まで吸収してきたことを誰かに提供し、継承していってもらう時期なのではないかと考えました。


≪今回、お誘いしている地酒屋のオヤジの店とは≫
四季の移ろいの中、自然の恵みと人の知恵・技・努力によって生み出され、2000年にも渡り名もなき人たちによって伝承されてきた日本酒、それは無くしてはならない世界に誇れる日本の文化の一つであり、これからも絶えることなく伝承していって欲しい、何ものにも変えがたい存在であることを一人でも多くに伝えていきたい!そういった想いを根幹にしたタイプの地酒屋です。

全国にはまだ1500を超える蔵元があるといわれています。
どの蔵元も生き残りをかけて本気度200%で努力されています。
その努力の賜物から生まれるお酒は、有名・無名に関わらず、大変クオリィーが高く、それぞれに個性があり良質なものばかりです。

その美味しさ、楽しさ、奥深さということだけでなく、口なき銘柄の代弁者として一つ一つの銘柄が持つ個性を理解して頂き伝えていくこと、高い資質を備えていながら未だ無名な銘柄たちを立派に独り立ち出来るよう育てていって頂くこと。ほんの一部ですが、これらは地酒屋のオヤジの大切なお仕事です。

地酒屋といっても多種多様であり、【ビジネス】として販売商い(利益優先主義・効率優先主義)を重んじて営んでいるお店もあります。
売りやすい人気銘柄・有名銘柄をメインに揃え、お客様とお酒を繋ぐという作業を省いてしまえば、時間も手間も減らせて効率も上がるかもしれませんが、そのような酒屋をやりませんか?というお話ではありません。

確かに、ビジネスという観点から見れば評価されにくい商いかもしれませんし、必要とする実りを得るための道のりは平坦なものではないですが、無くしてはならない!正しく伝えていく!正しく知って頂く!・・・・そして伝承していく!という観点からみれば、多いに【価値】と【やりがい】があり、販売商い(利益優先主義・効率優先主義)の商いでは得られない醍醐味を感じて頂ける仕事だと思います。


≪きっかけは人それぞれ≫
◆定年退職され、これから何を目標にしたいか定まっていない方で日本酒党の方
◆子育てもひと段落。もう一度自分の人生を見詰め直している日本酒党の方
◆自分の立ち位置がはっきりと見えておらず模索している日本酒党の方
◆衰退しつつある日本酒をなんとか盛りあげていきたいと思っている日本酒党の方
◆一度きりの人生、もう一度夢をもち精一杯頑張ってみたいと考えている日本酒党の方

≪こんな方も・・・≫
◆現行の酒屋のスタイルに、あらたに地酒も本格的にアイテムに増やしていきたいけれど、実際に専門店化すると色々なリスクが生じてしまうから二の足を踏んでしまうとお考えでご主人自身が日本酒党の方。
◆今は酒屋で働いている方、飲食店で働いている方で日本酒の楽しさや奥深さをもっと伝えていきたい!という日本酒党の方

まだまだ踏み出す理由は人の数だけあるはずです。
42都道府県、1億2千万にの中には、きっと、このような思いで地酒屋をやってみたいと思っている同志の方がいらっしゃるのではないかということで告知することにいたしました。

≪夢を語るのは楽しいけれど≫
あんなお店にしたい・・・、こんな銘柄を揃えたい・・・。
確かに夢を語るのは時間を忘れる程楽しいかもしれません・・・。
が、日本酒とその背景を深く知れば知るほど、地酒市場の現状が見えてくる程、日本酒に対して世間ではこんなに誤解されているのかと打ちのめされることと思います。スタートはそこからです。


≪仕入=蔵元とのお付き合い≫
酒を仕入れるにしても資金力だけでは仕入れなれないことも多々あるのがこの地酒業界です。仮に、販売商いを重んじて人気のある銘柄だけを揃えれたとしても売上は勝手に伸びていくものでもありませんし、第一そのような銘柄を「はい、そうですか」なんて、いとも簡単に仕入れられないのも事実です。

昭和初期までの蔵元といえば庄屋さんが多く伝統あるお家柄であったり、豊かさの象徴でもあり、封建的な考えをもつ業種でした。現在の流通慣例などが当てはまらず、今でも封建的なところが残っているのも地酒業界の特徴ともいえます。

蔵元とより良いご縁の中で末永くお付き合いをしていくには、双方の想いを理解しあい、それを根幹に共生していくことが出来ると互いが確かめ合えた時、初めて蔵元とのお付き合いが初まるわけです。

蔵のお酒を買ってあげているなんていう考え方は言語道断(ごんごどうだん)なお話であり、取り扱いをさせて頂いている、手塩に掛けて育てた娘さんをお預かりしているという気持ちで大切にしなくてはなりません。


≪販売=伝える・育てる≫
人気に拍車が掛かっているような銘柄であったとしても、最初から人気があったわけでもありません。クオリィーが高く良質なお酒が出来上がったとしても、育てていくのは容易な事ではありません。

蔵と蔵人たちが精魂込めて造りあげたお酒をご縁のあった酒屋さんが惚れ込み、そのお酒の良さをコツコツと時間をかけ伝えてきたからこそ現在の人気になったのです。

蔵元もそんな酒屋さんたちの地道な努力の賜物だということを理解してくださった上で、その苦労に見合う配慮と義理を重んじて取引をされています。

また、半世紀も前から先駆者の方々が開墾し成熟しつつある大都市ならまだしも、地方などでは、まだまだ日本酒に対しての誤解が根深かく存在しています。

地酒市場を発展させる事は、例えるなら荒れ果てた土地を伐採し開墾し種を蒔き、小さな実りからコツコツとやっていくようなものです。ゼロからのスタートではなく実はマイナススタートとなると思って頂いてもいいと思います。

最初から苦労するのが当たり前という覚悟ができ、それでも「日本酒の美味しさ、楽しさ、奥深さをもっと伝えたい!」「次の世代に伝承していかないといけない事のひとつ」という想いの折れない根幹を育てていかないと自らあきらめてしまい挫折するものと思います。

その努力を少しずつでも積み重ねる中で、お客様の「美味しかった」という声、お客様の「笑顔」はきっとあなたに元気を与えてくれるはずですし、あなたのまわりにはきっと応援者や理解者の方があらわれてくるはずです。


≪経営≫

このように地酒屋という生業(特に地方都市)は早々利益が生まれる業種ではありません。
最初のうちは多少なりとも他での収入も取っていかないと地酒屋自身の存続にも関わってくる場合もあるかもしれません。

しかしコツコツとやりながらでも≪育てるスピード≫は上げていった方が良いのも事実です。そこをどうやってスピードあげ乗り越えていくかのノウハウをお伝えし、共に地酒屋のオヤジ同志として踏ん張っていければと思っています。


≪最後に≫
私もこのアルコール業界でまもなく40年となりますが、人口3万人、商圏人口10万人、さらに追い打ちをかけるように市場人口の平均年齢が50代後半であり、60歳以上が三分の一以上という市場で、なんとか継続をさせて頂いています。

こうした中で培ってきたノウハウを活かしつつ【育てていく】【一人歩きしていく】【お店として成り立っていく】【継続していく】そして【やりがい】をもって頂く為のプランの根幹を立ててみました。

一筋縄ではいかない業界であることは十分にお分かり頂けたことと思いますが、それ以上に地酒屋のオヤジの【やりがい】に魅力を感じて頂けたり、興味を感じて頂き確認してみたいということであれば、是非みゆきや店長的場までご連絡いただき、あなたの想いをお聞かせ下さい。

そして、後継者というキーワードで見れば、農家や漁師や林業などと同様に厳しい状況である業界でもあります。いつか子供たちが働いている私たちを見て「将来、酒屋さんになりたいなぁ」という夢を抱いてくれるような共にカッコいい酒屋のオヤジにもなれればいいですね


■連絡先 --------------------------------------------------------
    地酒・時酒・次酒 みゆきや 的場 照幸(マトバテルユキ)
      [電話番号] 0735-23-1006  [E-Mail] info@sake-tori.com

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