全国の地酒

近年、日本酒はすざましく時流が変わっています。


近年、日本酒はすざましく時流が変わっています。
ご存知でしょうか。


日本酒の楽しみ方や日本酒を口にする理由は、下記のように第一次地酒ブームから下記のように移り変わってきました。そして今・・・・。

みなさんは、今、どのステージで日本酒の楽しまれ方をされていますか?



ステージ①(昭和51年~昭和後期あたり)第一次地酒ブーム
大手清酒と地方の地酒との味わいや酒質の違いがあるということに日本酒ファンのみならず、これまで日本酒を口にしなかった方も気づきだし「これなら美味しい!」と新たなる日本酒ファンが多く増えました。但、それはお酒だけの味わいだけの違いだけであり、食べ合せなどはほとんど考慮されてはいませんでした。

ステージ②(昭和後期~平成5年あたり)
地酒の味わいというだけではなく、さらに深堀が始まり造り別(純米吟醸、純米、本醸造等)の味わいなどの違いをお客様も楽しまれるようになった。但、それはお酒だけの味わいだけの違いだけであり、この時代においても食べ合せなどはほとんど考慮されてはいませんでした。

ステージ③(平成5年~平成15年あたり)
造り別(純米吟醸、純米、本醸造等)の味わいなどの違いだけではなく、日本酒度、酸度、アミノ酸度、精米歩合、酒米、麹菌、酵母、水・・・・などの違いなども加えて、より細分化した情報と味わいの違いをお客様も楽しまれるようになり、飲み手の嗜好のばらつきが広がっていった。但、それはお酒だけの味わいだけの違いだけであり、まだまだ食べ合せなどはほとんど考慮されてはいませんでした。

ステージ④=成熟期(平成15年~平成25年あたり)
すでに日本酒は成熟期を迎え、どの蔵元も美味しさ、品質が高まり、これまでのブランド志向力も弱くなり、またより高度で専門的な知識を持ち、より味わいの違いやその味わいをいかした飲み方ができる愛飲者が増え、より専門的な事柄を求める愛飲者も増え、蔵元もより差別化、独自化を図りお客様のニーズに合う多様なお酒が現れています。ようやくここで熟成酒、古酒、個性派清酒(超辛口、酸の強いお酒)の幕開けがはじまっています。

また
「口にして美味しいお酒」≠「食中酒に向いているお酒」ではないということに飲み手が気づきだし、より質の高い「美味しさ・満足度」を求められる時代に入り、まずは超辛口がひとときの間時流となりました。それもつかの間、ペアリングやマリアージュということが叫ばれだした時代、また日本酒が海外進出を考慮した時代に入り、ワイン同様に酸主体だからできる味わいの演出をもつお酒が市民権を得て、多くの蔵元が酸主体のお酒を押し出しています。

但し、酸の美味しさ、良さをエンドユーザーに伝えていくには提供側のスキルが必要となります。これをひとつの差別化の要素として取り入れられ提案型の専門店や飲食店が現れてきた時代ともいえます。

またエンドユーザのみなさんも、質の高いものだけに目を奪われることなく、味わいの個性やストーリー性なども選択のひとつに加えて選ばれる時代の幕開けとなった時代でもあります。

ステージ⑤=第二成熟期(平成25年~現在)
ステージ④までの提案だけでは、ご提案の効果がまもなく出なくなってくると考えられます。

どの酒もすばらしいほどに酒質レベルが上がり、おいしいお酒が当たり前になり、ハイレベルなお酒が氾濫しているともいえ、飲み手は「どれを飲んでもおいしい」となり、これまでの提案では「また同じこと言ってる」と思われてしまうことになってしまう可能性をもっています。

料理とのペアリングやマリアージュはすでに多くの方々が気づきだし、お酒だけの美味しさだけではなく、
食べ合せた時の美味しさとお酒だけを口にした時と違った満足の高さに気づかれています。それらの満足を求められるお客様も増えてきていることから対応できることは、蔵元、販売者、飲食店においても必然となってきております

さらにストーリー性なども大切な要素のひとつでありますが、「もの」から「サービス」に移行していく時代に入ったと当店は思っております。

その答えのひとつをできるだけはやく具体的にご案内して参ります。今後、みゆきやはお酒の酒質だけではなく、サービスをも取りこんでみなさまの笑顔に取り組んでまいります。

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