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冷して飲むばかりが美味しいわけじゃない


冷して飲むばかりが美味しいわけじゃない

日本酒、ワインについては
飲用温度ってとても大切です。まずは何よりもこだわって頂きたいことがらのひとつです。

店頭でお客様の飲用温度をたずねると一番多いのが「
冷して飲んでいる」。

その理由を聞くと「飲みやすいから」という答えが大変多く返ってきます。・・・・ということは、
すべてのお酒は、冷して美味しいように造られているわけでしょうか?とおたずねすると「・・・・・・・」。

実際はあらためて問われるとお客様も「そうではない」と気づかれているものだと思いますが、現実は
ついつい冷やして飲んじゃってるといったところだと思います。

ひとつだけお客様にお願いがあります。
もし仮に
「自分の口に合わないときには、せめて飲用温度を変えて飲んでみてほしい」ということです。色々と試すことなく勝手なレッテルをはらないでほしいとお伝えしたい。

お酒には、
それぞれの美味しさを醸しだす温度がありますし、同じお酒でも搾られた時から飲まれるまでの熟成期間によっても変化します。そのことを頭の隅においてお飲みいただければと思います。


たとえば日本人が好きな味覚・・甘味
多くの皆さんが経験している具体的なことだとコーラーを飲まれていて温かくなると「甘~く」なっちゃいますよね。けれど、冷やすと甘味が見えずらく程良く感じられますよね。冷したからといって、コーラーの糖分が減ったわけではなくて要は感じずらく見えづらくなっただけですよね。

そして、温めると甘くなるカフェオーレ。常温で飲むより、カフェオーレをほんのり温めるとさらに甘~く感じませんか。ある程度の温度まで温めることにより甘味は増幅されます。

日本酒においても温めると甘みが
冷やしたときよりも表に現れますし、芋焼酎なんかだと芋の甘味が強調されたまらなく伝わってきますよね。芋焼酎の場合は甘い香りもたまらないですよね。(45~50度を超え始めると甘さがまた見えずらくなったり、アルコールの辛さが目立ちキリッと辛くなったりします。)

そんな風に、一般的には冷すと甘味が見えずらくなるっていうことを頭の隅において頂き、飲用温度で甘さの調整をし、辛さや酸とのバランスがあなたとして好むところを探しください。


当店において、よくお買い上げ頂いている高垣酒造の喜楽里純米原酒、隠国純米吟醸無濾過生原酒なんかは、冷やしすぎるとせっかくの良さである米イッパイの甘味が見えずらくなり、アルコールの辛さだけが目立ち“辛い”と感じてしまいます。飲まれるお酒が“辛い”と感じられるときは冷めをとる、温めるのもひとつの手かもしれませんね。

それと
・・・たとえばお酢を連想してください。
お酢を温める(煮切る)とどういう味覚変化をするかといえば、酸っぱさがまろやかでやわらかくなります。日本酒に多く含まれている酸、こちらもある意味「刺激」であり
、高いと酸っぱいというのではなく、「辛い」と感じられます。けれど、これも温めることによって柔らかく感じられるようになったりします。また、温めることにより甘みが見え辛さを多い隠すようになりバランスが良くなったともいえるわけです。

要は冷やしすぎに注意!

飲用温度を冷めをとる 常温や温めることによって甘みが見え始め、味覚的に柔らかく感じることもあるということを頭の隅において、飲用温度を工夫してみてはいかがでしょうか。是非、お試しください。

体に思いやりはいかが



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