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大人になって美味しさが分かるようになった味覚


★大人になって美味しさが分かるようになった味覚★


子供の頃、よくお父さんがビールを美味しく飲んでいるところ見ていて、どんなに美味しいものかと思い、口にさせてもらった時「なんて苦いだろう」「どうしてこんな苦い飲み物美味しく飲んでいるんだろう」と経験された方も多いと思います。

子供の頃、嫌いで食べられなかった人参やゴボウやセロリがいつしか美味しい食べ物になった経験も多いのではないでしょうか。先にあげたビールもしかり、コーヒーや抹茶・・・ワサビ、にがうり、みょうが、らっきょう、ミント、バジル、魚の内臓、サザエのワタ、納豆、塩辛、ピクルス 、ブルーチーズ、きくらげ・・・・人それぞれ覚えがあるはずです。

実は子供の頃は、
苦味、辛味、酸味「腐っているもの」「毒があるもの」という身を守る本能が働いてしまうともいわれています。しかし、色々な味覚経験をしていくうちに学習能力が働き、やがてこれまで嫌いだった味覚を受け入れていくようになるみたいです。

たとえば腐りものの納豆・・・「腐ってる嫌なにおい」という方もいれば「美味しそうな香り」という方もいるように、同じにおいでも真っ向からふたつの意見に分かれるのは、これまでの
経験値によるもののひとつの現れです。

ある時期、食べず嫌いで長年口にしなかったものを口にしなくてはならなくなったり、なぜか食べてみようかなぁと思って口にした時、自分でも「あれっ?美味しいやん」と感動したりする経験ありますよね。それも経験値によるものなのかもしれませんね。

特に幅広い味覚をもつ日本酒やワインにおいては「好きだの」「嫌いだの」という批評が多く飛び交うわけですが、すべてを否定するだけではなく
「妙味を楽しめるように是非経験値を積み重ねてほしい」と願います。そのような経験値を多くされることにより、アルコールだけに留まらず多彩な味覚の美味しさを理解され、楽しい食生活を送られることができるものと思います。

そして、これまでの私の経験からだといやに日本酒が飲みたくなる年頃があるような気がします。

その年頃というのが「和食がいやに食べたくなる」「おふくろのつくった料理を食べたくなる」「煮炊きが変に美味しく感じる」そうですね男性だと30歳前後ではないでしょうか。
よく店頭に「最近ちょっと日本酒を飲みたくなって・・・」という方がたまに見えたり、親父が日本酒党なので「美味しそうに飲んでいるので、私も飲んでみたくて・・・」とご来店頂きます。当然、はじめての本格的日本酒ということなので、
理解しやすく、これまでのお客様のアルコールライフに準じた味わいのものをチョイスさせて頂きます。

ただここ最近、この傾向が若年化しているとも感じられます。
昭和40年代生まれまでの私たちの頃の日本酒とのご縁というと宴会で飲んだあの三増酒だったわけで、さらにその日本酒で大変な目にあったトラウマが抜けきらずに、ついつい敬遠していましたが、ここ最近の若い方がはじめて日本酒を口にされる機会を見ていると香り豊かで芳醇な味わいで三増酒のようなエタノール臭くない本物志向の日本酒だったりしていることが若年化しているともいえる要因のひとつでしょうね。

ただやはり皆さんにお伝えしたいのは
「それだけではもったいない」ということです。
本当に日本酒って多彩な味わいの個性を持っていますし、時間のかけ方、保存の仕方でさまざまな顔をのぞかしてくれます。最初の頃は、素直に美味しいと思っていたお酒も、少し時間が経つとぐれ出してアクが強くなったりします。けれどその後、落ち着きが見えはじめ、最初の頃とは違い、角が取れまろやかさを感じられ最初の頃とは違う深い味わいとなったりします。よくよく考えてみると人の成長とたぶったりします。

よくこだわりの酒屋のおやじが日本酒を「わが娘」と例えるのもこんなゆえんなのかもしれませんね。これからも同じところに踏みとどまらず、もっともっと楽しい日本酒ライフを楽しみましょう。

まずは
時の酒(今、美味しいと感じる酒)からはじまり、一段だけ階段を登るつもりで次の酒に挑戦してみて下さい。確かに次なるお酒が三段跳びだと理解できなかったりすると諦めに結びついてしまうので、是非ご相談下さい。

こんな気持ちで3〜5年くらいお付き合いして頂いているお客様がお飲みになるお酒の銘柄が驚くように変化していることも多々あります。「××さん、ここまで理解できるようになったんだぁ〜」と歓喜することもございます。

本当は店頭なら、試飲をしながら、そして、実際に温度を変化させたり、お酒だけにとどまらず、そのお酒をいかす肴といっしょにお酒を口にして頂いたりしてご説明できるのですがネットだとそうもいかないので、まずはご遠慮なくご連絡ください。お待ちしています。


【店頭試飲でみなさんが驚きを隠せず、これまでの概念が変わってしまった試飲】

★超辛口の概念が変わった瞬間
の試飲

“超辛口”という言葉に二の足を踏む方が多いことも事実です。
“辛口”といっても色々な味わいが存在しているわけなんですが、一番の誤解が
三増酒のエタノールによる舌をさすあの辛さを辛さと誤解していることです。

そんな概念を変える、超辛口の良さを知って頂くためにあえてお客様に“当店でもトップクラスの超辛口です”ということで、出羽桜泉十段を口にして頂きます。その表情たるものや“言葉はいらず”といったところでしょうか。“これなら・・・・”“そうですね。これまでこの様に感じて頂けるお酒とのご縁がなかっただけですよ。”そんなご縁を取り持つのが私たちの仕事のひとつでしょうか。


★老香(ひねか)がするお酒がこんなに美味しいのかと概念が変わってしまった試飲

現在の老香のするお酒として試飲用に封を切っているのが、20BY流霞純米無濾過生原酒となっています。この間もほとんど日本酒はアルコール臭いということで口にしない女性に口にして頂きました。

1、まず冷して→ウォーという感じで眉をしかめていました。
2、次に40度位に温めて口にして頂きました。“あれ”っていう感じで老香も気にならず、米の旨みが現れ、舌を刺す刺激感もなくなり、さらにコクが現れ美味しくなったといって頂きました。
3、さらにウニもしくは豆腐ようを口にして頂き、先ほどの燗酒を口にして頂くと“あー美味しい”といって頂けました。

確かに
冷で飲むと妙味な味わいと思われがちなお酒でも、そのポテンシャルを引き出す“温度”“肴”を選ぶことによって、一見妙味といわれるお酒だからこそ味わえる“美味しさ”に出会えたものです。

だから、1年経ったから、2年経ったからといって、料理に使う、お風呂に入れるなんていうことをせず、そんなお酒があったら“どんな風にしたら美味しく飲めるか”をご相談下さいとしめくくりました。

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