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府中誉


酵母に強く生きる愛をあたえる酒造り

関東の台所を預かるといっても過言でない「農の国」らしく見る限り畑と田圃が目につき、旧家も大変多く点在している茨木県。
霞ヶ浦のやや北側に位置する石岡市に蔵元はあり、筑波山も近くにあり歴史、文化、政治、経済などで栄えた街であり、また筑波山の自然豊かな恩恵もあり、農業の盛んな街でもあります。
府中誉酒造は、創業より百五十余年という歴史があり、500石という完全に目の届く範囲で手作りで酒造りが行える生産量の蔵元で、アル添酒がもてはやされている過去の時代でも純米酒が2割も売れていたという正統派の蔵元でもあります。
蔵元てあり製造・経営のすべての
責任者である山内杜氏
人の世界でも「愛」があります。可愛く育てあげる「愛」もあれば、一見厳しくも生きぬいていくための力をつけてあげるための「愛」もある。
日本酒造りには欠かすことない酵母に、あえて酵母が活発にのびのびと生きられる発酵環境ではなく、
ギリギリの低温での発酵環境をあたえることにより、酵母は、アルコールと炭酸ガス以外に神秘的な味覚成分を多彩に生み出すという。
この時、杜氏をはじめとする蔵人たちは酵母に“苦しいだろうけれど頑張れ!”とあえて厳しい愛を絆に酵母と対話をするという。それを乗り越えたモロミは、
奥深く神秘的で多彩な味覚成分を生み出してくれ、蔵独自の味覚を醸し出すそうだ
★また酒造りへの思いと同等に米作りにも力を注いでいる。
府中誉酒造では、
県内の米で酒を造りたい!という熱き杜氏兼蔵元である山内氏によって、茨木でも明治、昭和初期に酒造好適米としてもてはやされていて、今日では多くの名立たる蔵元も注目している“渡船(わたりぶね)”という酒造好適米を全国でもいち早く優良契約農家を自らの手で探し14gの種モミから復活させたことでも有名な蔵元である。
渡船は、あの優等生山田錦のお父さんであり、その血筋には、雄町も存在している優良血統を持つお米です。また、雄町、山田錦と同様に穂をつけ結実するまで45日もかかってしまい、背も伸びてしまう、農家泣かせの手間のかかる米なのです。
左、上の写真は9月中旬のものです。上の写真を見ていくと道をはさんで上の田はすでに刈り取られている状態でありながら、下の田が渡船の田です。まだまだ、こんなに青々とした稲なのです。収穫までまだ1ヶ月はかかるそうです。
要は、粒も大きく旨みがたっぷりだという証しなのです。

気になる全体的な酒質は、
しっかり、しっかりとした米のそのものの旨みを大切にし、くどさを全く感じさせないお酒である。

また山田錦の受賞が当たり前とされている中で、平成8年に全国で初めて渡船で醸した大吟醸で全国新酒鑑評会で金賞を受賞。そこから、多くの蔵元が個性を大切にした旨い酒を造るために目をつけたお米なのです。


蔵の製品ラインナップには、酒米“渡船”をメインとした「渡舟」(わたりぶね)と季節限定で酒米“茨木産五百万石”をメインとした太平海(たいへいかい)があり、昔ながらの銘柄として地元で愛されている“府中誉”があります。